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2005年1月1日

明けましておめでとうごさいます。本年も宜しくお願いします。

今回は久々に家族6人がそろった。年末年始は実家ですごしていたが、
リフォームしたての家は何だか違和感があり、とにかく勝手が分からない。
父の部屋は増築され新しく綺麗だった。壁が真っ白で初々しいなぁ。
年末はブラスバンド時代の後輩や弟(大学生)の友人が、年始は小学校時代からの
幼馴染Yちんが訪れ、大変賑やかなものになった。
Yちんは現在、大牟田から少し南へ行った、荒尾市の酒屋さんで働いているが、彼女は今でも近所に住んでいて、
私がいなくてもたまに妹に会いに来たりする。帰省前に実家へ電話した時、いきなり彼女の声がしてかなりおどろいた!
紅白ではマツケンを見て、あの頬の微妙な肉付きが気になって仕方が無かった。それから皆でコタツに入って
ドリップ・オンのコーヒー(お歳暮)と蜜柑を食べながら『ボレロ』でカウントダウン、新年を迎えた。
指揮者の方ももちろんの事、あのスネア・・・inはかなりのプレッシャーでしょう。

夜も明けて(もうAM10:00をまわっていた)久々に朝からしっかりご飯を食べて、皆で初詣へ行った。
元旦の初詣にしてはTVで見るほど人は多くなく、駐車場もタダ。さすがお正月です。
おみくじは『中吉』でした。



2005年1月2日

Yちんが今日から仕事始めなので早起きして朝食を作った。
目玉焼きと、お歳暮のプリマハムを厚切りしたものと、家で父が育てたサニーレタスと、
トーストを出した。って殆ど母がしてくれたのだけど。それからYちんは元気に出発した。
父は学生時代からマラソンをしていて、趣味はゴルフに加えいつの間にか家庭菜園も板についていた。
毎回帰るごとにバリエーションが増えてきて、トマト・茄子・ピーマン・玉葱・ジャガイモ・ネギ・南瓜・大根・
インゲン・ホウレン草・サニーレタス・レタス・・・あと色んな花が庭に植えられていた。デジカメ有ったら撮って帰りたかった。
これはセミ・スローライフって言えたりして。ホウレン草が生でもあま〜い!

午後はどこへ行ったか分からない弟を除き、皆で親戚のあいさつ回り。
そこで初めて、妹Aが日本語教師目指して春から学校に通う事を知る。


2005年1月3日

皆で納骨堂へ行き、お参り巡りをした。
お賽銭した後、祖父方と祖母方の仏前で手を合わせた。合掌!!
それからおばあちゃんの家兼工場(家は鉄工場やってます)へ新年のご挨拶へ行った。
亡き祖父へお参りした後、箱根駅伝を見ながらおばあちゃんの黒豆を食べた。う〜ん、格別です。

午後からは、友人Hちゃん家族とともに佐賀空港までドライブし、家具屋さんでおじさんとおばさんに合流し
新年のご挨拶。Kくん(2月で2歳)もすっかり大きくなって、赤ちゃんなりに色んな言葉を喋ったりして、
何て赤ちゃんは可愛いのだろうと改めて感じた。それにKくんは天然パーマで天使みたいだ。
以前はちょっとしか会えなかったから、当然忘れられているが、妙に懐いてくれてとってもうれしかった!
赤ちゃんに触られたり、遠くから駆けてきて抱きつかれたりと、メロメロメロになってしまったのだった。

おじいちゃん、道に迷わない様に孫を見守ってあげてください・・・


2005年1月4日

いよいよ東京へもどる日。長かったような短かったような・・・
朝遅く起きてから、母が用意してくれた朝食を食し、お洗濯を取り出したりしてたら
いつの間にか午後に。「おねえちゃん、こっちは良かけん早よ用意しよかんね!」と途中妹Aから注意を受ける。
テーブルの上に母の携帯が・・・忘れていったのだろう。Aと二人で空港へ行く前に三川公民館へ立ち寄り、母に携帯を渡した。
空港まではAが車で送ってくれて、BGMにはビートルズとルパンV世をかけて、ノリノリのドライブ。
夕ご飯は空港内のレストランで摂った。さびしくなるなぁ〜、夫の実家でも良くしてもらっているし楽しいけれど、
自分の生まれた地っていうのは特別だと年齢を重ねるごとに感じる。
さぁ、明日からまた始まる!


2005年1月5日

仕事はじめでした。
朝から色んな会社の方々が新年の挨拶に来られたので、度々立ち上がって挨拶した。
ある消火器のメーカーさんは3本締めをしていった。威勢が良いなぁ!『め組』って感じだ。
仕事自体は昨年と変わらず、淡々と作業をこなす。

夕方はご飯とお弁当の下ごしらえを済ませTVを見る。丹波哲郎が痩せたなぁと感じた。


2005年1月6日

今日の最高気温は6℃だそうです。寒くてじっとしてたら冷え性になりそうです。そんな季節・・・
昨日はbologna関連の書類を実家へ置き忘れてきたことが判明し、急いで送ってもらった。
何で忘れちゃったのかな??PHSさえ忘れる私なので、今年は特に気をつけたいところ。
お昼はお弁当が復活!粉吹き芋とモヤシとピーマン・玉葱の野菜炒め(醤油味)と、
豚の薄切り肉を焼いたもの、白米にワカメふりかけ+インスタント味噌汁。薄味を心がけています。

今日は何作ろうかな〜、いつも悩む。

髪切り・・・たい!
私はどうも前髪がないと落ち着かない種族のようです。
12月はじめに切ったばかりだから、もったいないですが、
とにかくうっとおしいの一言に尽きる・・・髪にこしが無いので
かきあげてもすぐ垂れてきます。目に掛かってもうたまらん!!
ぜ〜ったい今度の週末辺りに、切りに行って見せるわ。


2005年1月7日

昨晩、とあるソーシャル・ネット・ワーキングサイト内コミュニティ主催の
展示のアイデアを考えていた。
コンセプトやテーマが提示してあるものって、ある意味ではやり易く
ある意味では難しい。「〇ix」からイメージできるものってなんだろう??

↓を思い返しながら、アイデア出し。
何とか2点ラフを作成、配色は帰ってから決める予定。

私の年賀状の絵を見た母は「何が言いたいのか伝わってこない」
と言った。この問題は夫にも指摘されていたので、今年の課題のひとつとして
胸に留めておこうと思う。ちなみに私って頑固らしいから、その辺も・・・ね。
これからイラストレーターになろうとしているのだから、もっと打たれ強くなって行きたい。


2005年1月8日

会社は午前中まで、午後から銀座のShimaへ髪を切りに行った。
もう2〜3年はお世話になっている、担当のSさんにはいつもお任せでお願いしているが、全くハズレ無しです。
『やっぱり前髪が欲しくなりました』って言ったら、Sさん笑ってました。レトロボブ目指してがんばろう!
カットだけだったので思ったより早かった。今はセールの時期なので衝動買いが危険だが、BEAMSと有楽町西武と無印へ行く。
『tsumori chisato』に入って、とても暖かそうなモヘアっぽいセーターを買ってしまった。

夕方からは久々に会う友人宅で新年会があるので、友人Hちゃんと新宿伊勢丹で待ち合わせして中野区まで。
駅までKちゃんが迎えに来てくれた。Kちゃんはいまだに若々しい。
お家に行ったら、Kちゃんが手作りニョッキやサラダを作ってくれた。とても料理が上手い。
何かろくに手伝いもしなくて申し訳なかった。
その後、イタリアから一時帰国したAちゃんや仕事帰りのNちゃんも訪れ、久々に近況報告しあった。
殆どの人たちが、学生時代とやっている事が違っていた。Aちゃんは火曜に又イタリアに戻るとの事で
連絡先等を教えてもらった。Bolognaからは住んでいるミラノから3〜4時間かかるとの事。現地で会えれば良いのだが。
みんなともうちょっと長く話せたらもっと盛り上がっていたかもと思うと、遠距離がちょっとくやしかった。


2005年1月9日

yahoo!ニュースで見たが、ボローニャで列車事故があった。
とても心配だ。4月に現地で利用するかもしれない路線だから、人ごとではない。

今日は昼頃起きて、遅い朝食(昼食かな?)を摂って、メールチェックしたり、HPの為の画像を調整したりと
かなりゆったりした1日だった。ゆっくりすると、不安になるのは何故だろうか?
やることは実は山ほどある・・・だからなのだ。


2005年1月10日

『じじいは手ごわい』今日はその一言に尽きる。
午後1で水張りしてジェッソで下地を塗り、3時ごろから制作を開始。アイデアを見ながら下絵を描く。
夕方、ご飯前に夫に見てもらうと「アイデアスケッチをもう一度見直したほうがいい。絵が固い」との指摘を受ける。
夕食後に気を取り直して本描きに入るが、じじいがじじいになってくれない。なぜかヤッくんに似てきたし・・・
肌つやを落として、ほほの肉を削ってようやくじじいらしくなってきた。本当じじいは手ごわい!


2005年1月11日

セツ再開です。申し訳ないことに、別の作品を作っていたので宿題は持って行けなかった。
けれども、みんなの作品を見ると、色んな視点を発見し意欲がわいてきます。
憂鬱だったので、とてもよいケアになった気がします。皆にも会えて、例の予定も決まった!
殆どの友人がこれから〇ーパー(学校)へいく様で、ちょっぴり切なかった。

余談ではあるが、講評の時に先生が『あの赤はいらないなぁ』って言った直後にその作品の部分に何度も手をかざす人ほど
???な結果だった気がしている。絶対こういう事はやらないわ・・・と堅く心に誓うのだった。


2005年1月12日

今朝、おとといから制作中の作品を見返した。じじ1、2とばばぁ1まで色が付いている。
・・・やはり、じじ1が若い。ヤッくんから新庄への変身過程に見える。
本音では今から、と行きたい所だが会社が終わってからすぐにでも自宅へ直行だ!
脱・薬新(ヤクシン)だ!
おばあさんの方が上手くいったのは意外だった。


2005年1月13日

寒すぎた。
直行するとか言っておいて銀座の伊東屋へ絵具を探しにいった。
ホルベインの色鉛筆にはAutumn leavesという色がある。つまり「枯葉色」
もしかしたら、絵具でもあるかもしれない!と前々から気になっていたのだ。

伊東屋はいつ行っても混んでいる。しかも絵具売場は上の階・・・しかしここのエレベーターなんか
待っていたら閉店してしまうので階段を登るのだ。
最近は色数も増え、どこから探していくべきか一瞬迷う位だ。私は小柄なのであまり高いところに手が届かない。
ホルベインは高校生の頃使用していたが、最近はもっぱらターナーです。リキテックスもたまに使います。

結局、枯葉色は製造されておらず何も買わないで店を出た。あんまり周りを見すぎると、余計にモデペとかジェッソとか
メディウムを買ってしまいそうになるから。
そのかわりに(っていうのかな?)家のスリッパがボロボロだったのを思い出して、ユ〇クロでルームシューズを購入。
これはオススメだ!!土踏まずがフィットしてるし、歩いても脱げない。おまけにあったかい。
今売ってるやつで\1000です。お試し下さい。

ちなみに、昨日から本当に寒い!生き抜く為にあったかいダウンジャケットが欲しいです。


2005年1月14日

日記って、今日の事を書かなければいけないと思うのだが、昨日の事を書いてしまう。
昨日は会社の書類が午前中に全て終わってしまい、残りの時間をどう過ごすかが問題になった。

こんなんなら、忙しい方がましだ〜!!
と・・・痛切に思った。

出社後、マックでテリヤキバーガーを食し、セツへ。
今日はファッションエスキースの日。モデルさんがショーなんかで
実際に使用する服を着るので、それをスケッチした後、各自が指定された日までに
ファッション画として仕上げるのだ。ちなみにファッション科夜間部はなくなってしまうらしい。
何か時代を感じてしまう。本当はなんか別の理由があるのかもしれません。どうだろうね??
その話は置いといて、本日のテーマは天功 対 バカ殿 だった。
一体あの服は誰が作っていてどこから持ってくるのだろうか。
帰宅すると、amazonで注文した、念願の「 オックスフォード西洋美術事典 」が届いていた。


2005年1月15日

この日は体調不良だったので、実は次の日に書いた。
「アーサー王」を読み終えたら、世界ふしぎ発見!でタイムリーにキング・アーサーの特集をやっていた。
映画版はあんまり評判が今ひとつだったようですが、どうなんだろうか?まだ見ていませんので、
詳しい本を読破してから見ようかな?と考えています。


2005年1月16日

いよいよ今日はソンコ・マージュのコンサートの日。
かれはフォルクローレ・ギタリストで、ちょっと前にテレビで紹介されていたりして、
知っている方もいると思う。今回彼の演奏を生で聴くのは初めてだった。
やっぱり、生で聴くのがいい・・・「1本の樹」という歌を聴いて、故郷のもちの木を想った。


2005年1月17、18日

ついに・・・というよりやっぱり、日記途絶えてしまった。
先週末からレディースウィーク(分かる?)なもので、何かと体力が尽きてしまう。情けないです。
昨日は例の〇ixコンペ用の絵を1枚描き終わりました。(絵の部分だけね)シンプルな構図なので、
もうちょっとスピードをあげて行きたいところです。

ところで、話は変わるがボローニャにそなえて、作品はもちろんだが言葉のお勉強もやらねば!
電子辞書ってどうなのさ??色々調べたら結構なお値段だ。発音機能付っていうものがあり、気になります。
辞書はネイティブ向けの Oxford Dictionary of Englishが入っているのもある。百科事典のマイペディアもあったら便利だろうな。
しかし、本人のレベルとの兼ね合いや、ちゃんと現地で使えるかどうかにもよります。
又は、視点を変えてSDカード付のボーダフォンにして英語の辞書を入れるとか。通話も海外で使えるし。
安い買物では無いから慎重に選びたいが、時間も押してきた。どうしよう〜

セツの帰りに四人でお茶したら、気が楽になりました。みんなありがとう!!


2005年1月19日

Linkのページをupしました。

ChigちゃんにはOKもらいましたが、もしやsayaちゃん、はるみちゃん、satokoさん、natsuyouちゃんには
未確認だった様な・・・「きゃ、やめて!」と思われた方はおっしゃって下さい。
ちなみにアイウエオ順にしています。

「きゃ、やめて!」と言えば、ボローニャにおける、コミュニケーション能力。でも昨日セツの帰りに
お友達と喫茶したら、吹っ切れたのでした。
首からネームカードを下げて、言語表現に困った時は絵で描くさ!困った顔とか・・・質問用のメモも書くさ。
それでもだめなら踊ってあげようかと考えております。
とりあえず、今回はそれで切り抜けるのだ。

現地入りしたら、くれぐれもスリに遭わないように気を付けたいところです。
そこで、皆さんはどういった工夫をされているのか気になります。
(もちろん、ボローニャ展へ行く人へのアドバイスもぜひ。)


2005年1月20日

水彩セット、忘れましたので勢いでTSUTAYAで3本もレンタルしちった。
お風呂入ってじっくり見てやります。

今日はボローニャ経験のある方からご連絡を頂き、様々な体験談&オススメ情報を教えていただきました。
こういった、人との出会いをこれからも大切にしていきたいです。
ヨーロッパで近い将来、お仕事できたら良いなと夢見がちになってきました。

映画はずっと見たかった、ポランスキーの『戦場のピアニスト(原題:THE PIANIST)』と
『パッション』と、微妙な評判の『キング・アーサー』を借りてきました。
はじめは原作(伝説?)を知っている『キング・アーサー』を観ることにしました。

前評判を聞いていましたが、確かに「こんなところに、なぜ世界遺産が?」「あれ人物設定が・・・??」と
突っ込みたくなる箇所が満載でしたが、アーサー王伝説を知らない人が見たら、
あれはあれで良いんじゃない?って人もいるでしょう。
個人的にあえて言うなら、人物描写をもう少し頑張りましょうと思いました。
でも、皆が知っている、ましてや大ファンがいる様な伝説を映像化するなんて、この監督は勇気があります。
その勇気は買いたいですし、頑張って頂きたいです。
ちなみにランスロット卿よりもガウェイン卿の方が好きです。原作でも映画でも・・・

Joel Edgerton(Gawain:左写真向かって右)といいDavid Wenham(faramir:右)といい、
笑っていてもどこか寂しげな眼差しが哀愁を誘います。
私、趣味変わったなぁ〜ブルテリア系だ。(あんまり良い画像が見つかりませんでした)


2005年1月21日

パッション THE PASSION OF THE CHRISTを観た。
メル・ギブソンがイエス・キリスト最後の12時間を描いた話題作。
「パッション」とは、キリストの「受難」だそうです。

脚本はすべてその土地で喋られていたラテン語や、イエスが話していた
アラム語で書かれるなど、徹底したリアリティ。
確かにこのシチュエーションで英語で喋られたら「ハリウッド??」って
冷めちゃうかもしれなかった。

私は福音書のエピソードは殆ど知りませんが、イエスの回想シーンを織り交ぜながら、
鞭打ちの刑の痛々しい場面から、傷だらけの体で十字架を背負い行進するシーン、
少女が水と聖布を差し出したり、ロンギヌスの槍で刺される場面など、あくまで自然なシチュエーション。

私はかなり良い映画の中に入ると思いました。だから、余計に語りたくはありません。
あえて言うなら、イエス役のJim Caviezelさんはハマリすぎです。 物語を観る前に、ぜひ こちら をご覧ください。


2005年1月22日

体調不良でした・・・。


2005年1月23日

戦場のピアニスト(原題:THE PIANIST)をやっと観た。
相田みつをが「おかげさん」という詩を書いたが、本当にそうなんだと思った。
武田鉄也も「人」という字は〜と語ったが、本当にそうだ、と思った。
そして、私もそうなんだ。人に感謝する気持ちをどんな時でも忘れなければいいな、と思う。
シュピルマンの事を書いた、ドイツ人将校の日記を読んでみようと思います。
ちなみに、劇中でピアノ演奏はAdrien Brody(主人公を演じた人)本人が弾いているという・・・すごい。
完全掌握のドラマでは無いところが、余計胸を打つ。ボランスキーよ、ありがとう!

さてさて、ご飯作ったら頑張って続きを描くかな・・・


2005年1月24日

完全掌握は、やり切ってしまえば痛快。やるならやり切って欲しいものです。
反対に、押し付けがましい正義を描かれると急に冷めてしまいます。
教育的思考な完全掌握のドラマには疑問を抱く事が多いのです。
完全な悪役など、稀だと思うからです。

映画を観る際には、学生時代映画ゼミでしたので、シナリオ面など
物語の構成に注意して見てしまうところが未だに抜けません。
当時も、大したシナリオではありませんがそれなりに頭を悩ませていたのを思い出します。
絵本のアイデアやバンドの曲を考える時にもそういった事が反映されます。
決して意図的ではないのだけれど・・・

吟遊詩人の歌や東欧の童話を読んだ時、その話がハッピーエンドでも何故だか悲しい余韻が残ります。
コーエン兄弟の「ビッグ・リボウスキ」のキャッチフレーズが『人間は可笑しくて悲しい』だった様に、
ロシア民謡は歌詞が明るいのに曲調がマイナーコードで暗かった様に、
もっと言うと、「ニュー・シネマ・パラダイス」のエンディングで、主人公がフィルムのラッシュを観ながら
笑っているが、観る者は涙が込み上げてくるのは、積み重ねてきた時間や歴史がそうさせるのもあるだろう。
そんな風に考えると、ますます物語の構成に頭を悩ませてしまいます。
知識が得られたとしても、体験していない事で人々から共感を得る事は難しい。
それでも、ヨーロッパの歴史が好きなので、近いうちにその世界で展開する物語を描きたいです。

・・・昼休みにいきなり「今から韓国行って来ます!」って実家の母からメールが届いた。


2005年1月25日

English Cafe(英会話喫茶)があるなんて、初めて知りました。目からウロコです。

きっかけは、某ソーシャル・コミュニケーション・サイトのコミュニティ。
『真剣に英語を教えていただける方いませんか?英会話教室などに通うほどのお金がなく困っています。』
という問いかけに対する答えだった。
その話をセツでしたら、皆さんの反応が結構良くてびっくり。もしかして、一人で乗り込むって事を
しなくてもいいのかしら??そうだったら嬉しい。反面、英語の出来なさを披露してしまいますが・・・

ちなみに、本日のコスチュームはフランス人の方でしたが、あまりの彫りの深さに直視できません。
その為、斜め向かいや、背後からのポーズばかり描いてしまった。
外国人の方と接する時は特に「相手の目を見て話す事。」ってよく言う。
今日は彼一人だけだったが、イタリアに行ったらみんな彫が深いのだ・・・本当に大丈夫だろうか?
イケメン編集者の目の前で、いきなり失神しなければいいが。
やはり、打開策のひとつとして、英会話喫茶はぜひ体験したい。

Let's go to English Cafe !


2005年1月26日

HBファイルの結果発表でした。

アマゾンで最近妙にたくさんの本を買っている。
本屋で立ち読みも面白いですが、探す手間を考えると非常に効率的です。

私は海外のリテラリー・エージェント(Literary agent/日本では版権エージェントともいう)が掲載されている本や、
なかなか手に入りにくい雑誌や、絵本作りにおいて参考になりそうな本や、ずっと探したけれど見当たらなかった本など
買ったりチェックしたりします。
ちなみにリテラリー・エージェントとは、文芸代理人と言って、自分でいろいろな出版社か雑誌社に売り込む作家もいますが、
海外ではたいていの作家が文芸代理人に頼んで、売り込みやら契約の交渉をしてもらったりするらしい。
他にも作品のアドバイスをしてくれたり、海外出版権や翻訳権を扱ってもらったりもするそうだ。
手数料は十から十五パーセントとの事。ボローニャ展には毎年こういった人たちがたくさん訪れているようです。
私もそんな中の一人にすぎず、大変な競争である事は事実です。

しかし夜の次には必ず朝がやってくる・・・そう信じて描き続けます。
(一種の我慢くらべよね?イラストレーターって)

余談ですが、昨日母(実家の)が韓国から帰国しました。
楽しかったらしいです


2005年1月27日


例の〇ixコンペ、セ〇展、〇inpoint、チョ〇スはどうしたものか。
・・・そう言う前に、ボローニャまであと約2ヶ月しかない!!
『二頭を追う者は一頭も得ず』だ。今月中にどうするか考えなきゃ。

セツは今日も外国人のモデルでした。
同じコーディネイターらしき女性が連れてきていましたが、メイクが濃い気がしました。
前回はフランス人の方(右)で今回はロシア系(左)。当たり前に2人とも鼻も背もたかい!!
どういう構造になっているのだ??・・・ん、でも足がそんなに長くないな。
新宿で毎年開かれるミネラルショーには、色んな国から自国の鉱物を売りにやってきますが、
そこでドイツ人が「The Japanese is small!」と日本人を眺めながら馬鹿にしていたのを見て、
とても悔しい思いをした。元々作りが違うんだから言わなくて良し!
それでもドイツは好きな国です。シークレットブーツでも履いてみようかな?!

セ〇展の方は搬入日がボローニャと重なっている為、迷っています。
『去年も出したから、今年もいくわよ!』と意地になって出品するよりも、潔く諦めるかどうか。
セ〇には申し訳ないですが正直本命はボローニャ。将来を決める覚悟で望む、第1回目です。
なぜ第1回目かって言うと、おそらく1回じゃ分からないからです。大袈裟だけれどそういう心境でいます。
真面目臭いので人前では言えません・・・


2005年1月28日

電子辞書をついに買ってしまった。貯金していた予算内でどうにか間に合った・・・これから振込みです。
SO〇Yの製品なのですが、メモリースティック(使った事無いけれど)でデータの差し替えが出来ますし、
英語のお勉強には最適だと〇〇.comで紹介されていました。百科事典やイタリア語の会話集まで付いています。
絵本のアイデア出しや作業は、平日だと会社の昼休みやご飯の支度後にやっているので、
後は通勤中にどうにか英語の勉強をしたかったのですが、辞書だとかさばるし重い。
でも、これで電車の中でも出来ますし、物語の英文を考える時も大助かりでしょう。便利な世の中です。
通勤やセツの帰りの時間を大いに活用したいと思っています。


2005年1月29日


今日セツに行けなかったのは、ミラノ在住のイラストレーターI.Fさんと、水嶋一江さん率いるストリングラフィの、
コラボレーションライブ
を聴きに行ってきたからでした。

Iさんとはネットを通じてお知り合いになりました。始めてお会いしましたが、
不思議な事に初めてな気がしませんでした。
作品を見たのも初めてでしたが、繊細な線と大胆な構図が魅力的で素敵!
(HPはもうちょっとお待ち下さいとの事)

又、ストリングラフィの演奏を聴いたのも見たのも初めてで、未知の世界を見た・・・まさにそんな感じです。
原理的には糸電話なのですが、紙コップが取り付けられた糸が部屋中に張り巡らされ、一見コンテンポラリーアートなのですが、
よく見るとさすが弦楽器というか、糸の太さも下段になるにつれて太くなっていたりします。
その姿は「琴」を連想させ、聴く側は張り巡らされた弦のエリア内に座って聴きます。つまり音に包まれるのです。
詳しくは、Linkから行ってみてください。そして、みんなで聴きに行きましょう!


2005年1月30、31日

本日やっとお給料日。待望のジンガロ( zingaro)のチケット買いました。
馬と話す、現代のシャーマンと呼ばれるバルタバスを観れるとは!

↑の様な、一生に一度見れるか見れないかと思われるシロモノはさておき、一方で金銭的な問題は
本気で考えなければいけない事である。セツから帰る時には遅い時間の為、東西線直通の東葉勝田台行きを
利用してしまう。何せ、本八幡経由の都営新宿線より、乗り換え入れたら30分位は早く着くし、終点が最寄り駅だからだ。
大変便利な路線だが、この東葉高速鉄道はかなりの曲者でたった一区間で200円も取る。


曙橋→本八幡(京成八幡)→勝田台
運賃:往復 420円(※菊川〜曙橋210円×2)乗換え:1回
※菊川〜勝田台までは定期がありますのでこの値段。

曙橋→九段下→東葉勝田台
運賃:往復 1190円(菊川〜曙橋210円+曙橋〜東葉勝田台980円)乗換え:1回


この路線を使っていると、本当に馬鹿にならない。・・・分かってはいるが、東西線は乗換が便利なのがいたい。
今日が給料日で無かったら、明日はお金が無くてセツに行けないところだった。こんなギリギリの暮らしをしていたのか・・・
そして、こんなに金欠でセツは続けられるだろうか?
「チケット買ったり電子辞書買うんなら、そのお金をセツの学費やボローニャの旅費に全部当てなさい。甘いわよ!」
って言われるのが想像出来ます。しかしながら、電子辞書はボロ−ニャ含む、語学の勉強に使うので必要で、
チケットはもう日本に来ないかもしれない一座のもの。
となると、節約するのは交通費と食費。京成線でしばらく寝不足になろうと思います。


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